【頭痛と肩こりは関係する?首まわりの緊張と頭痛の基礎知識】
「肩こりがひどくなると頭まで痛くなる」「首のつけ根が重く、頭が締め付けられる感じがする」
このような経験はありませんか?
頭痛と肩こりは関係していることがあり、特に首や肩まわりの筋肉の緊張が関係する頭痛は、日常生活の姿勢やストレス、睡眠などの影響を受けることがあります。
今回は、頭痛と肩こりの関係や、日常生活で気をつけたいポイントについてご紹介します。
■ 頭痛と肩こりにはどのような関係がある?
首から肩、背中にかけては、頭を支えたり姿勢を保ったりするための筋肉があります。
スマートフォンの操作やデスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けると、首や肩に負担がかかり、筋肉の張りや重だるさを感じることがあります。
こうした首や肩の不調に伴って起こる頭痛の一つに「緊張型頭痛」があります。
緊張型頭痛では、頭全体や後頭部、こめかみなどに、締め付けられるような痛みや重い感じが現れることがあります。首や肩のこりを伴う場合もあり、仕事や家事などで疲れがたまった夕方に気になりやすい方もいます。
ただし、肩こりがあるからといって、必ずしも頭痛の原因が肩こりとは限りません。頭痛にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や対処方法が異なります。
■ 首まわりの緊張につながる生活習慣
首や肩に負担がかかりやすい習慣には、次のようなものがあります。
□ スマートフォンを長時間うつむいて操作する
□ パソコン作業中、前かがみの姿勢が続いている
□ 長時間座ったまま、ほとんど身体を動かさない
□ 仕事や家事で忙しく、休憩を取る時間が少ない
□ 睡眠不足やストレスが続いている
□ 身体が冷えやすく、首や肩に力が入りやすい
こうした習慣が重なると、首や肩の筋肉に負担がかかるだけでなく、疲労やストレスによって頭痛が起こりやすくなることもあります。
大切なのは、肩を強くもんだり、無理に首を動かしたりすることではなく、普段の生活の中で負担を減らす工夫をすることです。
■ 頭痛や肩こりを予防するためにできること
1.同じ姿勢を長時間続けない
デスクワークやスマートフォンの使用中は、定期的に休憩を取り、肩を回したり、軽く背筋を伸ばしたりしましょう。
長時間同じ姿勢を続けないことが、首や肩への負担を減らすポイントです。
2.スマートフォンやパソコンの位置を見直す
スマートフォンを目線に近づけたり、パソコンの画面の高さを調整したりすることで、うつむく姿勢を減らしやすくなります。
無理に背筋を伸ばし続けるのではなく、自然に楽な姿勢を保てる環境を整えましょう。
3.身体を温めてリラックスする
入浴や温かいタオルなどで首や肩を心地よく温めることは、筋肉のこわばりを和らげる助けになる場合があります。
痛みが強いときや、温めることで症状が悪化する場合は無理をしないようにしましょう。
4.睡眠や休息を大切にする
睡眠不足やストレスも、頭痛に関係することがあります。十分な睡眠を心がけ、休息や軽い運動など、自分に合ったリフレッシュ方法を取り入れてみましょう。
■ こんな頭痛には注意が必要です
頭痛の中には、医療機関での確認が必要なものもあります。
突然起こった激しい頭痛、今までに経験したことのない頭痛、発熱や首の強い硬さを伴う頭痛、手足のしびれ・力の入りにくさ・言葉の出にくさなどを伴う場合は、速やかに医療機関を受診してください。突然の激しい頭痛や神経症状がある場合は、救急対応が必要です。
また、頭痛が繰り返し起こる場合や、以前と痛み方が変わった場合、日常生活に支障が出る場合も、医療機関への相談をおすすめします。
■ まとめ
頭痛と肩こりは関係していることがあり、首や肩まわりの緊張、長時間の同じ姿勢、睡眠不足、ストレスなどが関係する場合があります。
日頃から姿勢や休憩の取り方を見直し、身体に負担をため込まない生活を心がけましょう。
ただし、すべての頭痛が肩こりによるものではありません。頭痛が続く場合や気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関で原因を確認することが大切です。
毎日の生活習慣を見直すことから、首や肩に負担をかけにくい身体づくりを目指していきましょう。




