夏休みに増える子どものケガに注意!捻挫・打撲・スポーツ障害を予防するポイント
夏休みは、子どもたちが普段より身体を動かす機会が増える季節です。部活動やクラブ活動、少年野球、サッカー、バレーボールなどのスポーツに加え、公園で遊んだり、自転車で出かけたりする機会も増えます。
一方で、夏休みは「足をひねった」「転んで膝を打った」「運動をしてから肘や肩が痛い」など、子どものケガが起こりやすい時期でもあります。
今回は、夏休みに注意したい子どものケガと、スポーツ障害を予防するためのポイントについてご紹介します。
夏休みに多い子どものケガ
子どもに起こりやすいケガには、足首などの捻挫、転倒による打撲、肉離れ、膝の痛み、肩や肘のスポーツ障害などがあります。
特にスポーツをしている子どもは、夏休みに練習時間や試合数が増えることで、普段より身体に大きな負担がかかることがあります。
ケガというと「転んだ」「ぶつかった」など、明確な原因があるものをイメージしやすいですが、スポーツ障害の場合は、繰り返し同じ動作を行うことで筋肉や腱、関節などに負担が蓄積して発症することがあります。
そのため、「大きなケガをしていないから大丈夫」とは限りません。
「成長痛だから大丈夫」と決めつけない
成長期の子どもが膝やかかと、すねなどの痛みを訴えると、「成長痛かな?」と思われる保護者の方も多いでしょう。
しかし、すべての痛みが成長痛とは限りません。
例えば、
・運動すると痛みが強くなる
・特定の場所を押すと痛い
・腫れや熱感がある
・歩き方や走り方が変わった
・痛みが何日も続いている
・練習後に毎回痛みが出る
このような場合には、スポーツ障害やケガが隠れている可能性があります。
特に成長期は骨や関節が発達している途中で、大人とは身体の状態が異なります。痛みを我慢して練習を続けることで、症状が長引くケースもあるため注意が必要です。
夏は「暑さ」による疲労にも注意
8月は気温が高く、スポーツをする子どもにとって身体への負担が大きい時期です。
汗をたくさんかくと、身体から水分だけでなくナトリウムなどの電解質も失われます。
水分不足や暑さによる疲労が重なると、集中力や運動パフォーマンスが低下し、フォームが崩れたり、転倒などの思わぬケガにつながったりする可能性があります。
そのため、運動中は喉が渇いてから水分を取るのではなく、こまめに水分補給を行うことが大切です。
また、気温が高い時間帯を避ける、十分に休憩する、体調が悪い日は練習量を減らすなど、暑さに合わせて活動を調整することも重要です。
ケガを予防するための3つのポイント
① 運動前に身体を準備する
いきなり全力で走ったり、投げたりするのではなく、軽いジョギングや身体を動かしながら行うストレッチなどで、徐々に身体を運動できる状態にしていきましょう。
特に肩や肘、股関節、足首など、競技でよく使う部位を動かしておくことが大切です。
② 練習後はしっかり休む
スポーツが上達するためには、練習だけでなく休養も重要です。
毎日長時間練習を続けて身体の回復が追いつかなくなると、疲労が蓄積し、フォームの乱れやケガにつながることがあります。
十分な睡眠、バランスの良い食事、適切な休養を意識しましょう。
③ 小さな痛みを放置しない
「少し痛いけど練習できるから大丈夫」と考えてしまうことがあります。
しかし、運動するたびに痛みが出る場合や、痛みが徐々に強くなっている場合は、身体からのサインかもしれません。
早い段階で原因を確認し、必要に応じて運動量を調整することが、長期間スポーツを続けるためにも大切です。
子どもの身体は「今」だけでなく将来も大切
成長期の子どもは、筋肉だけでなく骨や関節も発達している途中です。
そのため、大人と同じように「痛くても我慢して練習する」という考え方ではなく、年齢や成長段階、競技量に合わせて身体を管理する必要があります。
特にスポーツを頑張っている子どもほど、「休むこともトレーニングの一部」と考えることが大切です。
夏休みは、子どもたちが身体能力を伸ばしたり、スポーツの技術を向上させたりする良い機会です。
たくさん身体を動かして楽しむことはもちろん大切ですが、ケガを予防するための準備や休養、水分補給もしっかり取り入れましょう。
当院では、スポーツによるケガや身体の痛みについて、お身体の状態を確認しながら施術や日常生活でのアドバイスを行っています。
「このくらいの痛みなら大丈夫かな?」と迷った場合も、無理をして練習を続ける前に一度ご相談ください。
楽しい夏休みを元気に過ごし、これからも好きなスポーツを長く続けられる身体を一緒につくっていきましょう。




