運動会・スポーツシーズンに注意!9月に多い子どものケガと予防法
9月になると、運動会の練習や部活動、スポーツの大会など、子どもたちが身体を動かす機会が増えてきます。
一方で、夏休み中に運動する機会が少なかった状態から、急に練習量が増えることで、身体に負担がかかりやすくなる時期でもあります。
「練習後に足が痛いと言うようになった」
「最近、膝やかかとを気にしている」
「運動中に足首をひねった」
このような場合は、無理をせず身体の状態を確認することが大切です。
9月に子どものケガが増えやすい理由
子どもの身体は成長途中にあります。
骨や筋肉、腱などが発達している途中のため、大人とは身体の状態が異なります。
特に、夏休みなどで運動量が減っていたところに、運動会の練習やスポーツ活動が急に増えると、身体がその負荷に慣れていないことで疲労が蓄積しやすくなります。
さらに、暑さが残る9月は汗をかきやすいため、水分補給や休憩も重要です。
子どもに多いスポーツ時のトラブル
スポーツでは、転倒や接触による「急性のケガ」と、繰り返し身体に負担がかかることで起こる「オーバーユース(使いすぎ)」による痛みがあります。
例えば、
・足首の捻挫
・膝周辺の痛み
・かかとの痛み
・太ももやふくらはぎの筋肉の痛み
・肩や肘の痛み
などです。
特に「運動すると痛いけれど、休むと楽になる」という場合でも、繰り返し負担をかけることで症状が続くことがあります。
ケガを予防するためにできること
① 運動前に身体を温める
いきなり全力で走るのではなく、軽く走ったり、関節を動かしたりして身体を徐々に運動に慣らしましょう。
運動前は「身体を温めて動きやすくする」ことを意識することが大切です。
② 運動後のケアも忘れない
練習が終わったら、軽く歩いたり、無理のない範囲でストレッチをしたりして、使った身体をゆっくり休ませましょう。
特に、太もも・ふくらはぎ・股関節周辺などは、日頃から動かしておくことがおすすめです。
③ 痛みがあるときは無理をしない
子どもは「休んだら試合に出られない」「練習を休みたくない」という気持ちから、痛みを我慢してしまうことがあります。
しかし、痛みがある状態で無理を続けると、さらに負担がかかる可能性があります。
「少し痛いだけだから大丈夫」と判断せず、運動量を調整したり、必要に応じて専門家に相談したりすることが大切です。
④ 睡眠・食事・水分を意識する
身体の成長や運動後の回復には、十分な睡眠とバランスの良い食事が欠かせません。
また、9月も暑い日は多いため、のどが渇く前からこまめに水分をとることを心がけましょう。
「いつもの痛み」と決めつけないことが大切
子どもが「膝が痛い」「かかとが痛い」「足首が痛い」と訴えたとき、「成長期だから仕方ない」と考えてしまうことがあります。
しかし、成長期に起こる痛みにはさまざまな原因があります。
強い痛み、腫れ、歩きにくさ、運動していないときにも続く痛みなどがある場合は、無理に運動を続けず、医療機関などへの相談を検討しましょう。
9月は子どもの身体をチェックするタイミング
運動会やスポーツの練習を思い切り楽しむためにも、日頃から子どもの身体の状態を確認しておくことが大切です。
「最近、走り方が変わった」
「運動後にいつも同じ場所を気にしている」
「以前より疲れやすそう」
このような小さな変化にも目を向けてみましょう。
当院では、スポーツなどによる身体の不調について、お身体の状態を確認しながら、一人ひとりに合わせたケアをご案内しています。
9月は運動の機会が増える時期だからこそ、ケガをしてからではなく、日頃から身体のコンディションを整えることを意識してみましょう。




